データ入力を専門に扱う業者にはそれなりのノウハウがある
AIだ、RPAだ、などと騒がれ、「これからは人手に頼る仕事が激減する」とウワサする人が多くいます。
本当でしょうか?
中でもデータ入力(データエントリー)の仕事はAI-OCRなどに‥などと言われますが、よく考えてみてください。結局手間やコストはそれほど変わらないのではないでしょうか?
むしろリスクが高いのでは?と思ってしまいます。
まず、現行のAI-OCRの価格をご存知でしょうか?それは大変高価なものです。初期費用やランニングコスト、保守費用、従量課金などなど‥。コストを抑えるのが目的のはずが、こりゃ増えるのではと思えるほどの価格です。
また1項目ごとの単価が多いのですが、記入がない箇所(項目)の認識も全箇所費用がかかってしまいます。読取り精度だって満足のゆくものではありません。出来上がったものをやはり人の手によってチェック・修正しなければならないでしょう。
細かいところ、例えば混在帳票の処理や、判読不能な文字の扱い、二段書きや訂正文字などの処理、漢字の水準の範囲、郵便番号や名前のフリガナの付加、伝票計算エラーの場合の処理、不備項目の扱い、etc‥。
こういうところもAI-OCRでは処理後に人手によって修正等の処理が必要となってきます。結局全ページ人手によるチェックが必要では?
データ入力を専門に行っているところでは、こういったことを長年の経験から迅速・正確・低コストで処理できると言えます。
将来は分かりませんが、現状はやはり餅は餅屋、ということでは‥。