人工知能(機械学習)ブーム

データ入力1株式会社ロックオン開発部エンジニア兼任マーケティングメトリックス研究所所長の松本健太郎さんによると、人工知能(機械学習)ブームの今、ビジネスの世界ではデータの奪い合いが始まっているそうです。

製造業や小売業などだけでなく、日々の生活の中にもデータを計測するIoTデバイスが登場して私たちの日常からあふれるデータを計測しているといいます。

人工知能はデータを基に判断を行いますから、そのデータによって人工知能の価値が決まると言っても過言ではありません。

松本さんによると、データ・基盤・アルゴリズムの3つが重要で、基盤とアルゴリズムを入手するのはそれほど困難ではない。最後に残ったデータだけが、他社との差別化要因として存在し続けているというのです。

他社では得られないデータをいかにして自社で計測するか? そのデータにこそ価値があるといいます。他社にないデータを含めて学習することで、より精度の高いアウトプットが期待できる。つまりデータはまさに21世紀の石油と言えるとのことです。

私たちタイプテックもそういった貴重なデータの一翼を担っていると思うと身の引き締まる思いです。